明治20年、旧・新田町に銭湯として創業。当時は住所表示がなく「原っぱの湯」と呼ばれていたのが名前の由来です。湯治をする人に食事を出したのがきっかけで料理屋を併設するようになりました。名物料理はうるめ(めだか)の田舎煮。めだかを食べる習慣が残っているのは旧村松藩だけ。旧村松藩であった見附は、新潟のど真ん中に位置し、雪深く、海に面していないことから、冬のたんぱく源として、鯉、鮒、どじょう、そしてめだかが重宝されたそうです。
うるめのほろ苦さは酒の肴にはもちろんご飯のおかずにもおすすめです。
原の湯の宴会料理には、必ずうるめの田舎煮が提供されます。