
見附市図書館では、見附市出身の詩人・矢沢宰(やざわ・おさむ)と、彼の詩に深い共感を寄せた漫画家・やなせたかしに焦点を当てた特別展「やなせたかしが愛した矢沢宰」を開催します。
矢沢宰は、幼少期に腎結核を患い、病床で過ごした青春の中で500篇以上の詩を遺した詩人です。
その作品は、今放送中の朝ドラ『あんぱん』にも登場する、やなせたかしさんの心をとらえ、「唇に真珠をふくんだ詩人」とまで評されました。
やなせさんは生涯にわたり矢沢宰の詩を愛し続け、NHK番組では自ら案内人となって見附市の宰の故郷を訪ね歩いたこともあります。
原画やスケッチなど貴重な資料を多数展示
本展では、やなせたかしさんのイラスト原画や、矢沢宰が遺したスケッチや詩稿など、目にする機会の少ない貴重な資料を多数展示します。